藤巻亮太がZIP-FM主催のサーキットイベント「サカエスプリング2023」day1に登場するということで5月28日のナゴヤドーム以来の名古屋。4500円と交通費をかけてお目当ての歌手は藤巻亮太のみ。
20時ごろまでは急ぐ必要がなく名駅の改札をでたら腹ごしらえということで西方の地下街、想吃担担面 エスカ店に向かう。
しかしこの日2023年6月3日は前日東海関東を襲った令和5年台風2号と前線による大雨の影響で名古屋~東京間の東海道新幹線が始発から正午まで半日運休。

名駅の改札外の1Fは新幹線改札を先頭に東西の往来ができないほど運転再開を待つ人ですし詰め状態。珍しいものを見た。
想吃担担面に到着後以下を注文。チェーン店なのだが俺の好きだったころの面影はどこへやら。うーん感動はどこ?バイトに作らせてない?
- 汁なし担々麺 辛さ控えめ
- 麻婆豆腐 辛さ控えめ
- 白飯
- 杏仁豆腐
人生初のサーキットイベント。旧電波塔の麓で1day当日券を購入。ピーカン。
我らが中日グループの旗艦ビルである新中日ビルを見る。
名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校で数人の女性歌手を鑑賞。学校内に現場と同じ環境が再現されておりスタッフは皆学生である。
松坂屋内のポケセンナゴヤを見て客の多さに絶望し、地下のレニーリミテッドへ。15分ほど見て退出。でかい。
前方確保のため1本前からダイアモンドホールへ移動。でかい。
藤巻亮太のライブが始まったんだけど前の赤髪のヤカラとその連れの女が思い切り録音していた。ファンでもないヤカラである。音楽に対するリスペクトはなんも感じられない。
先の通りの新幹線が大いに乱れておりバンドメンバーも東京から名古屋にくるのに冷や汗&一苦労したとか。セットリストは外向けのメジャーソング。
- この道どんな道
- 南風
- 雨上がり
- 粉雪
- 朝焼けの向こう
- 3月9日
20時45分。押していた終演後アプリを開きハートマークをつけまくっていた中の一人ちゃんゆ胃が21時半にスライド出演することが文章で記載されていた。
せっかく4500円払ったのだからと顔も名前も曲も知らない彼女のライブを見に行く。
21時11分。会場のクローバーハウス前に到着。記念に会場入口の写真を撮っていた。
ライブ中写真撮影がOKとのこと。彼女のことを何も知らない自分は控えめに1回5枚撮影で終わってた。今から思うと最初で最後。最前で見るべきだった。早めに入ったため2列目を確保。ファインプレー。
記憶がある範囲でMCの内容は
- 新幹線が止まって名古屋駅の前だと思ったらまだ岐阜だった(新幹線名古屋駅ホームで男性同士のいざこざがあり非常停止ボタンが押された影響で順調に動いていた名阪間も止まってしまい大渋滞が発生、この影響で本来の16時半に間に合わず)
- 名古屋めしまた食べれなかった(2年連続)
- (9時半開始)愛媛の人はもう寝とる(冗談、大うけ)←あとから思う。愛媛も都会
サーキットイベントならではの公開リハ。あとになってわかることだけどサーキットイベント特有の見られてやるリハは苦手らしい。
セットリストは以下の通り
- がんこちゃん
- バイバイ
- ホウセンカ
- Forever
- バンドマン
- ビールと花束
- お疲れさん(特例アンコール)
J-popの新星だと思った。
がんこちゃんとバイバイのソフトなアコギポップから突然ホウセンカのエッジの聴いた歌唱。あれこのコやばくね?1から-1まで歌える。しかも歌が超上手い。終わるとソフトなForeverへ。
そしてバンドマン。Jpop好きでも過去に既聴感がない/聴いたことがない斬新な可愛く美しいメロディー。そして度肝を抜かれる面白い歌詞。ふさわしい言葉が見当たらない。天才かと。
ラストはビールと花束。レミオロメンファンとしてはビールとプリンという冬の同棲カップルの歌があるせいで真逆じゃんと心内ツッコミ。まあビールは本来夏のものだよね。
30分の出演時間が終わると満員の会場から鳴り止まない拍手。アンコール。サーキットイベントは後ろが詰まっているので通常アンコールは対応不可ですが今回スライド出演でシメ(トリ)になったので特例でアンコールOKに。
予定になかったため「なにがいい?」の問いに右端のおじさんから「お疲れさん」のリクエスト。譜がなくてもできるということで快諾。お疲れさんはまたもや超キャッチー。一体彼女は何者なのか?
終演後ホウセンカ、バンドマン、お疲れさんの3曲のタイトルを記憶し迷うことなく物販へ。サイン色紙と自主制作CDを購入。バンドマン入ってますか?なにが入ってますか?と訊いてもわからないとの返答。さすがに2ヶ月後に音源発売するよとは言えないのである。
そしてびっくり。夜行バスで愛媛までこのあと帰るらしい。苦学生すぎる。1泊してから新幹線で帰るものだと思っていたら物販後の時間を気にしながらの弾丸とんぼ返り。
名古屋まで2万円くらいかけて最速でも5時間かかるところをトラブルで推定8時間くらい特急新幹線内で過ごし、帰りもバスで9時間くらいかけて愛媛へ。なんて健気な子なんだ。
零時過ぎ。帰宅後CDを取り込む。彼女のことをまったく知らないうえに曲目リストがないため曲名がわからない。YouTubeを駆使して1曲1曲曲名を合致させていく作業をしながら聴いていく。またもやこのコやばくね?の衝撃。オリコン1胃とれる10曲。そしてバンドマンが入ってないことにちょっとばかし泣いた。YouTubeで新宿駅前の路上ライブ音源を代わりに聴く。
西からの新幹線の遅延が起きず予定通りだったら16時半の出演は見ることができず出会えなかった。
遅延で引き返し多くのアーティストと同じように出演キャンセルしていても出会えなかった。
非常停止ボタンを押して数万人のお客とJR職員に大迷惑をかけた誰かさんによる運命のいたずら。
良いものを埋もれさせてはいけない。プロモーションあるのみ!
バンドマン – ちゃんゆ胃
バンドマンの彼女になったら歌を書かれるらしい
私も書いてもらいたいわ愛している人に
ライブで歌うたびに私を思い出せばいい
離れてたって別れたって一生忘れないでねバンドマンは付き合ってはいけない職業らしい
クズとかいう男ばっかなんてひどい言いようね
ひよってる男たちよりかはマシだと思う
むしろ自分の気持ちを歌になんて素敵すぎるわ格好良くなくても格好良く見えちゃう
沼に引き摺り込むあの歌声はほんとずるいわバンドマンバンドマン素敵じゃないの
刺激的な出会いが欲しいの
この歌詞は誰に向けてなの
誰を思って書いてるの
そんなところも全部愛おしく思うわ
君が誰かに書く音楽を聞いて君に恋をしているバンドマンの彼女になったら1番にはなれない
ネットに書いている情報なんてあてにしてないわ
君にとっての1番はバンドなんだから
たまに会える特別な時間に満足しちゃってるのなんて妄想して1日が終わる
沼にハマってく君の存在はほんとずるいわバンドマンバンドマン追い続けるよ
最高の音楽に出会えたの
クズ要素たっぷりの噂は死ぬほどあるけれど
そんなところも全部愛おしく思うわ
君が誰かに書く音楽を聴いて君に恋してるバンドマンバンドマン君しかいないの
最高の出会いをありがとう
恋愛が出来なくなったのも全部君のせいだから
そんなところも全部愛おしく思うわ
君が誰かに書く音楽を聴いて君に恋をしている欲を言えばいつか君の1番になれたらな
ちゃんゆ胃 – バンドマン